フードコーディネーターレポート

フードコーディネーターレポート「フードコーディネーターとしての活動レポート」宇都宮さん編

  • 2012年02月20日
  • 日本フードコーディネーター協会

 宇都宮玲子さん 

 
 

フードコーディネーター2級
食の商品開発)


現在、小岩井乳業㈱マーケティング部に所属し、商品企画や販促立案業務に携わっています。
普段は商品周りの仕事をしていますが、並行で企業内フードコーディネーターとしてホームページで自社商品を使用し、トレンドの食材や料理法などでコーディネートしたレシピを紹介しています。
その名も「FOODマガジン」というページです。
2009年に当時の広報担当者(FCレポートの2009年12月14日掲載)がこのページを立ち上げ、2010年から引き継ぎました。
他社とは異なる「自社従業員でページをつくる」というコンセプトで現在も継続して更新しています。

その中で気をつけていることは、自社商品を脇役にすることです。
レシピはあくまでも料理・菓子が主役です。その中で小岩井商品を使うと「こんなところが便利です」とか「味覚がこのように変わります」ということをお伝えし、お客様に小岩井商品を選択いただけるきっかけにしていただければと考えています。
最近では、お客様が限られた予算の中でどれだけ豊かな気持ち(食卓)になっていただけるかの提供も大事にしています。
作業は社外のフードコーディネーターの方々のご協力をいただき、相互でトレンド情報の交換をしながら、また自社で進めたいコンセプトを提示しながら組み立てを考えています。
ブレストをすることで、「社内だけ」「社外だけ」では作れない魅力的なページをつくることができ、お客様に喜んでいただけると思っています。私自身も作業の中で一番ワクワクする時間です!

最近では自社の社員を参加させるページも始めました。
間接部門・営業部門などメンバーもさまざまです。
今後は普段料理をしない男性にも参加してもらう予定です。
顔が見えることで、お客様に「安心」と「楽しさ」を、社員には会社の顔として「緊張感」を持ってもらうという2つの意味合いを持たせました。社内外共に使えるコミュニケーションツールとなっています。
 

 最近のコンセプトは、「少ない予算・少ない材料・短時間簡単調理でも豊かな気持ちになる食卓」を元に組み立てています。
家庭内で食べる食事も節約傾向にありますが、賢い選択で気持ちを豊かにしていただくお手伝いができれば、企業内フードコーディネーターとして存在する意義が少しでもあるのではと思っています。
この業務をするようになって、商品を企画する時にもお客様が買った後の行動を考えて企画することが増えました。
商品のカテゴリーによっては1回で食べきれない・飲みきれないものがあるので、これをいかに他の形にして消費していただくか。
そしてまたリピートしていただくか。メーカーにとってファンになっていただく大事な要素だと実感しています。
まだまだフードコーディネーターとしては未熟ですが、少しずつでも食の世界を「楽しく・豊か・いろいろなスタイル」で提供するために日々努力をしていきたいと考えています。

 

■プロフィール
宇都宮玲子  1972年横浜市出身

●職業:小岩井乳業株式会社マーケティング部所属
●資格:フードコーディネーター2級(職の商品開発)
秘書検定2・3級
食生活アドバイザー3級
ホームページ:http://www.koiwaimilk.com/
コーディネートページ:http://www.koiwaimilk.com/foodmagazine/index.html