フードコーディネーターレポート

フードコーディネーターレポート「フードコーディネーターとしての活動レポート」南さん編

  • 2009年10月19日
  • 日本フードコーディネーター協会

 南 恵子さん 

フリーランス

 
 

フードコーディネーター2級(メディア)
健康管理士 一般指導員

 私は、現在「健康と環境に配慮した食生活」をテーマに、web、
企業の広報誌や販促ツール、雑誌、新聞などのメディアでの
執筆、レシピ提供、エコクッキングセミナー、講演、
コンビニエンスストアでの健康配慮型商品の企画協力などを
中心に活動しています。
日本では、もう20年以上も「健康ブーム」が続き、テレビや
雑誌など、健康に関する情報が溢れるように発信され、
健康食品やグッズはもちろん、またマクロビオティックや
企業の機関誌などにレシピ提供      ベジタリアン、薬膳など、健康や環境に配慮した

食事スタイルにも関心が高まっています。
私が提案したいことは、限られた人だけが買えるような付加価値の高い食べ物や
特別な食べ方ではなく、誰もが利用できる身近なスーパーやお店でも手に入る
食べ物、そして日々の暮らしの中で無理なく実践できるスタイルです。
特に日本人が伝統的に食べてきた旬の食材を大切にし、一汁三菜の献立、他者の
命を感謝していただく心など、食文化の中にいかされてきた知恵に学ぶことは多く、
その中から忙しい現代人にも実践できることを提案し、さらに次の世代に繋いで
いけたらと思っています。
もちろん執筆やレシピ提案、講演などもやりがいの
あることですが、昨年からは少人数のワークショップや
エコクッキングセミナーなども企画して行っています。
というのは、例えば健康や環境のためには、
「旬のものを、バランスよく食べましょう」とは
よく聞くお話しです。
そんなお話しを聞いている人はふむふむと頷いて、
自分はできている「つもり」になっているけれど、
実践できていないことも多いものです。
クイズやゲームなどを取り入れたワークショップで、          『自分でつくるクスリ箱』(ブロンズ新社)     
具体的な食事内容についてグループごとに意見交換する         この本は、台湾でも翻訳されて
ことで、一方的に私がお話しするよりも                              出版されました。
「実はここができていなかったんだ!」と実感して             『美人をつくるおいしい
もらえるようです。
                                       ヘルシーごはん』(技術評論社)
 また今は生産者と消費者との距離が遠く、誰がどのようにどんな思いで
作っているのか、などが伝わりにくい関係です。
私は、できるだけ生産者さんをお訪ねし、生産者さんの思いや抱えている
問題などを知り、ワークショップなどでも盛り込み、参加者に
お伝えするようにしています。
食料自給率が41%しかない日本ですが、私たちは余るほどの食べ物に
囲まれています。
国民健康・栄養調査などでは、多くの日本人が栄養の過剰摂取から肥満や
生活習慣病(逆に若い女性にはやせの傾向もある)が増えていることが
報告されています。
その一方で年間約2000万トンもの食品が捨てられ、たいへんに矛盾を感じます。
現在のように毎日がごちそうの食卓から、ハレとケの区別をつけてこそ
「ごちそう」の意味が実感できることでしょう。
もちろんこれだけ豊かさを知った日本人が、毎日めざしと
お漬け物では、食卓もテンションが下がります。
そこにこそ、フードコーディネーターとしての役割が
あると思います。
食べ過ぎ傾向にあるお肉や油脂を減らし、健康面での
機能性も高い野菜や海藻、穀物、豆類などを活かし、
しかもボリューム感や味わい、視覚的にも満足感の
得られるメニューやプレゼンテーションの提案が必要だと思います。
また食は、健康や環境だけでなく、食料自給率、海外の食料や水、
飢餓の問題にもつながっています。
もちろん個人の食生活を変えるだけで単純に解決できる問題ではありませんが、
食卓が社会や世界につながっていることを認識しなければならない時期だと
思います。
今後も、生活者や企業に対し、こうした健康・環境に配慮した提案を
すすめていきたいと思います。
 

2008〜2009年現在、南恵子さんの主な活動(一部)

■ 2008年2月、サークルKサンクス×ALLABOUTタイアップのTHINKBODYシリーズの企画協力(写真あり)
その後、現在まで、個人としてサークルKサンクスの健康配慮型商品「Think Body」シリーズ企画協力
■ 総合情報サイト「オールアバウト・食と健康」ガイドとして記事を執筆
allabout.co.jp/gm/gt/105/
■ ロート製薬通販マガジン夏号『health brainvol.39〜41』にて健康レシピを紹介
■ Astrazenecaサイト「はつらつ食堂」レシピ提供
www.zenritsusen.jp/recipe/index.html
■ 「関西よつば連絡会」カタログにてレシピ提供
■ 「明るい暮らしの家計簿2009」でコラム執筆
■ 逓信協会・「逓信協会雑誌」1173号 寄稿
■ 2009年2月7日文化放送「サンプラザ中野くんのDO NIGHT?」出演
■ 2009年2月14日文化放送「サンプラザ中野くんのDO NIGHT?」出演
■ 扶桑社「ESSE 7月号」の「ESSEnce Tips」にて「じぶんでできるクスリ箱」、
                         手作りの虫よけスプレー、虫さされクリームレシピを紹介いただきました。
■ 日本経済新聞社「日経Plus 1」(8月1日号)「食中毒防ぐ弁当作り」にてコメント

その他メディアの寄稿、監修など
朝日生命保険相互会社「あさひホットメール2009年8月号」、
ファンケル「発芽米通信 2009年Vol.8」、「オズプラス2008年7月号」、
「BAILA2008年6月号」学研「おはよう奥さん2008年5月号」「ChouChou2008年3月17日号」