食のプロ・コラム

「ファベックスアイデアメニューコンテスト」を終えて

  • 2009年09月07日
  • 日本フードコーディネーター協会

 

㈱フードマーケティング 代表取締役
日本フードコーディネーター協会
副会長   玉木茂子

 

日本フードコーディネーター協会は、毎年4月、
日本食糧新聞社主催『ファベックス』(お惣菜、デリカ弁当、中食)の
展示会〈会場:東京ビッグサイト〉で同時開催の
「メニューアイデアコンテスト」に5年前より
協力させていただいております。

毎年テーマを設定し、「野菜」、「野菜と鶏肉」、「野菜と豚肉」、
「野菜と魚」など、「お惣菜」と「お弁当」の部門に分けて
実施してまいりました。
今年は「その土地の産物を使用した新しい郷土料理」をコンセプトに、
「お惣菜」に絞って募集いたしましたが、673通もの
応募がありました。
全国から、一般の方・会員の方はもちろんのこと、
認定校の学生さん、特に今年は高校生の応募も

沢山ありました。

2次審査の模様
「農業・商業・工業などの専門学校の活性化を促進し、将来の
スペシャリストの育成に資すること」を目的として、文部科学省が
2003年から実施している「目指せスペシャリスト」として
指定されている高校の生徒さんもいました。
地元の食材と取り組み、マスコミで取り上げたれた
高校、他のコンクールで1位を取られた高校、
また認定校の学生さんの参加も多く、今回は団体賞に
名古屋女子大学短期大学部が、フードコーディネータ
ー協会認定校賞には宮城調理製菓専門学校が受賞され
いました。
これも先生方の熱心なご指導の賜物と思われます。
学生さんたちの新しいユニークな発想に、沢山の刺激を
もらいました。

                                授賞式の模様
その土地で普通に買い求め使用している食材でも、東京では
なかなか手に入らないものや同じような品物でも土地によって
名前が違うものなどあり、食材の調達にも苦労しましたし、
また勉強にもなりました。
東京にいながらにして世界各国の料理を食べることができますし、
珍しい各国の食材も簡単に手に入れることができます。
しかし、日本各地の伝統的な食材はなかなか手に入れにくいこと、
知られていない、隠れた郷土料理も沢山あることが分かった
良い機会でした。
最近は、全国各地の「アンテナショップ」も色々な「コンセプト」の
もとに工夫されたものが多く、消費者を楽しませてくれます。
特に、最近人気の『おいしい山形プラザ』(銀座)の店内には、
山形の食材を沢山使ったレストランがあり、予約がなかなか
取れないほどの人気店となっています。
このコンテストを通し、「日本」の隠れた良い食材が知られ
広まることで食生活が豊かになり、自給率のアップにもつながると
良いと思います。
そして何よりもコンテストに応募された学生さんが
「フードコーディネーター」の仕事に興味を持ち、
未来の「フードコーディネーター」として
将来活躍されることを願ってやみません。

                            受賞者及び審査員の皆さん

 

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